1.概要
| ゲーム名 | 空の軌跡 the 1st | 価格(定価) | ¥8800 |
| ジャンル | RPG | 価格(セール) | ¥6600 |
| 発売日 | 2025年9月19日 | Steam評価 | 圧倒的に好評 |
| 開発元 | 日本ファルコム | プレイ時間 | 50時間 |
| 対応機種 | Switch、Switch2、PS5、PC | プレイ進捗 | クリア済み |
20年前に発売された『空の軌跡FC』のリメイク作品で、FC・SC・3rdの3部作の1作目にあたる。プレイヤーは街を巡って依頼や事件を解決し、旅を重ねる中で少しずつ大きな謎へ近づいていく。映像はフル3Dグラフィックへと進化し、ターン制バトルに加えてアクションバトルも追加された。追加要素も多く、原作をプレイ済みでもまったく新しい体験が味わえる。




■YouTubeのレビュー動画
2.項目別の評価(5点満点で評価)
| ゲーム性/バランス | |
| 操作感/快適さ | |
| ボリューム/コスパ | |
| シナリオ/世界観 | |
| グラフィック/デザイン | |
| サウンド/BGM |
■ ゲーム性/バランス
評価: ターン制の良さを残したまま、現代的に遊びやすく進化
アクションバトルとターン制バトルの2種類を搭載しており、原作のターン制のみから大きく進化している。基本はターン制が主軸だが、通常戦闘はアクションでテンポ良く処理でき、ボス戦ではターン制の読み合いが活きる。
アーツ(魔法)やクラフト(固有技)に加えて、追撃、オーバードライブ、行動順ボーナス、スタン、必殺技の割り込みなど戦闘における要素が多彩で、行動の選択肢の多さから戦略性がしっかりある。
難易度はゲーム理解に左右されやすく、各要素を有効活用できればスムーズに進められる一方、そうでない場合は苦戦する場面が多いだろう。


■ 操作感/快適さ
評価: 倍速のおかげで快適さが段違い
システム面で特に効いているのが倍速機能で、移動や戦闘のテンポが一気に良くなる。戦闘中や会話中など、ほとんどのシーンで倍速の切り替えができるため、戦闘中は倍速、会話に入ったら等速という切り替えがやりやすい。倍速に慣れてしまうと等速が遅く感じるほどで、プレイ体験の快適さに直結している。
マップ機能も非常に便利で、宝箱の位置、クエストの目的地など必要な情報が一目でわかりやすい。一度いったことのある場所にはファストトラベルでジャンプできるため、移動に関しては本当にストレスが少ない。


■ ボリューム/コスパ
評価: 1周の満足度は高いが、やりこみ要素は控えめ
本編をクリアするまでの満足感はしっかりある一方で、クリア後のやり込み要素は多くない。ラスボス撃破後に自由行動できる“クリア後世界”のようなものが無いため、少し物足りなさを感じる。もっと楽しみたいという場合は、引継ぎ周回で遊ぶこともできる。


■ シナリオ/世界観
評価: 王道JRPGの良さが詰まった旅と成長の物語
旅をしながら物語が進む楽しさと、生活感のある描写で丁寧に作られた世界観が素晴らしい。各章でひとつの話が完結しつつ、裏で大きな謎に繋がっていく構成が気持ちよく、街の空気や人々の暮らしまで含めて「旅をしている感覚」が濃い。
物語の中心にいるのはエステルとヨシュアの関係性で、要所では派手な事件や大きなうねりも描きつつ、人物の心の動きや関係性の変化を丁寧に積み上げていくタイプのRPGとして完成度が高い。続編を前提とした区切りではあるが、エンディング単体でも満足感はしっかり残る。
各キャラクターは個性的で魅力的。高品質なグラフィックも相まって演出も巧みで、ビジュアルの満足度が高い。章ごとに活躍するキャラクターが切り替わる仕組みもよくできている。


■ グラフィック/デザイン
評価: フル3D化の恩恵は大きいが背景には粗も残る
原作のデフォルメ寄りの表現から、現代的なフル3Dグラフィックへと全面的に刷新されたことで、キャラクターモデリングや戦闘モーション、エフェクトの見栄えは大きく向上している。
一方で、背景グラフィックには場面によって少し古さを感じるところもあり、全体としては良い部分と粗が同居している印象。


■ サウンド/BGM
評価: Falcom作品は音楽が良い
BGMはさすがFalcom。町の穏やかなBGMも世界観にぴったりで、歩いているだけで落ち着く。そして戦闘曲がまたかっこいい。通常戦闘曲がオシャレで繰り返し聞くことになるが飽きない。
銀の意志は名曲。


3.総合評価(SS~Cの5段階で評価)
総合評価:S(傑作)
王道JRPGの魅力を、現代的な遊びやすさでしっかり味わえる
ストーリーと世界観の完成度が高く、街を巡りながら事件を解決していく「旅のRPG」としての面白さが強い。戦闘もターン制の読み合いを軸にしつつ、アクション要素や多彩なシステムで手数が増え、派手さと戦略性を両立している。倍速などの快適機能も効いており、テンポ良く最後まで遊べるのが大きい。一方で、クリア後さらに遊びたい場合は周回が必要になる点と、背景表現などにやや古さを感じる点は、少し物足りなさを感じる。とはいえ、王道の良さでしっかり満足させてくれる傑作。
■購入リンク
※以下の購入リンクはアフィリエイトリンクが含まれます。


